小指の剥離骨折を手術した話 その1
思い起こせばかれこれ1年前、右手の小指を骨折したことで、その後の生活に大幅に支障をきたしたのでした。今でも小指は完全に曲がりません。
(※以下の記事は2017/05/13に掲載したものの転載です。一部訂正があります。)
ことの始まりは3月、弟と争ったことが原因なのですが、その際に右手を強打し、数日間小指が腫れる事態が続いていました。しかし、家族は馬鹿だねというばかりで、放っておけば治るだろうと楽観して放置していました。
しかし、春休みが過ぎ4月になっても腫れは治まらず、関節がまっすぐに伸びない状態が続いていたため、強打後1ヶ月経ってようやく地元の整形外科へ行きました。
その時に初めて骨折の可能性を示唆され、とりあえずレントゲン撮るってみようということで撮ったのがこちら。
おお!?
おーおーおー見事に剥離しているではありませんか。
医者によると、強打して指が曲がった際。骨が腱に引っ張られて剥離したのだろうということ。実際よくあることだそうで、むしろ骨折と気づかずに経過して骨の位置が固定されてしまうことも多いそうです。
ネット上でも同様の症状は多数報告されていますね。
通常は、ギプスのかわりに小型の固定具を装着して骨がくっつくのを待つそうですが、何せ1ヶ月も放置していたため、うちでは対処できない、もっと大きな病院へ行け、ということを言われてしまいました。
なるほど、我々一般人は義務教育の段階で「医療」に関する授業を受けないのはもちろんのこと、「どういう場合に病院に行くべきか」ということすら学んでいません。高齢者の増加に伴い年々増加する医療費も、我々の医療「を受ける」知識の向上によって軽減できるのではないか、そして今回すぐ病院に行く判断をできなかったのは教育が悪いと心のなかで理不尽に毒づきました(笑)。いやそんなことないですけど。
結局その整形外科では大学病院への紹介状をもらい、症状に対する先行きの不安を抱えながら、雨の中帰路についたのでした。
<つづく>